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メルビン「いきどまりでござるな。
もしかして アルスどの。
あれを使っては どうでござるか。
ガボ「ここで いきどまりだな。
さて どうすっかな?
精霊さん 助けてくんないかなあ…。
アイラ「これ以上 進めないの?
こまったわね……。
アイラ「こまった時の 神だのみ…
じゃなくて 精霊たちにたのんでみる?
なにか もらっていたわよね。
マリベル「こんなとこまで来て
どうすんのよ アルス。
今さら ひきかえせないし……。
マリベル「ここで パーッって
道を開くようなものを
なんか 持ってないの?
アミュレットを使用
精霊の気配を感じる……。
精霊たちが この部屋の様子をどこからか
ながめているようだ……。
しかし ここでは なにも起きなかった!
ガボ「あいつが 魔王か……。
けど このニオイは なんだ?
はなが ひんまがりそうだぞ。
マリベル「もう ここまで来たんだから
あとには ひけないわっ!
マリベル「……て やっぱり ちょっと
こわいよね……。
ちゃんと あたしをまもってね。
アイラ「私たち一族は この日のために
ずっと 旅をしてきたようなもの。
いくわよ アルス。
メルビン「ついに 来たでござるな。
同じ手は 2度と くわんでござるよ。
われは 魔族の王にして
絶対無比の存在なりき……。
万物の長たるは われ以外には なし。
神に作られし デクにんぎょうどもよ
まだ それが わからぬのか。
かつて お前たちが 神とあがめし者は
われが 永劫の闇に 葬り去った。
おろかなる者よ そなたらに
われを あがめるほか
生きる道は ないのだ。
わが名は オルゴ・デミーラ。
万物の王にして 天地をたばねる者。
さあ 来るがよい。
わが名を そなたらの むくろに
永遠に きざみこんでやろう。
※二度目以降
わが名は オルゴ・デミーラ。
万物の王にして 天地をたばねる者。
おろかなる者よ そなたらに
われを あがめるほか
生きる道は ないのだ。
何度 われに いどもうとも 同じこと。
その おろかさを 死をもって
つぐなうがよい!
オルゴ・デミーラ戦
メルビン「ここで わしらが
負ければ 世界は 終わるかも
しれぬでござるぞ アルスどの!
マリベル「あ あたし やっぱり
来ないほうが よかったかも……。
アルス なんとかしなさいよ!
アイラ「わたしたちは
今まで こいつに さんざん
ふりまわされて きたってわけね。
メルビン「アルスどの これが
ほんとうに ほんとうの
最後の戦いで ござるよ!
ガボ「ウォォーン ばるるるる……。
マリベル「ちょっと ちょっとお!
こんなヤツに ほんとに
あたしたち 勝てるの!?
マリベル「こ これが 魔王? ハン
た たいしたことないじゃない。
ガボ「オイラも こいつだけには
むしょうに ハラがたつぞ!
やっつけっぞ アルス!
ガボ「これが ほんとの魔王か!
すっげえ 強そうだぞ!!
メルビン「神につかえし メルビン
いざ まいるでござる!
カクゴせよ 魔王オルゴ・デミーラ!
アイラ「これで…… これで
最後に しましょう アルス!
アイラ「魔王! わたしは おまえを
ぜったいに ゆるさない!
神をかたるなんて ぜったいに!
二ターン目以降?
アイラ「神さま!
わたしたちに チカラを
お貸しください!!
マリベル「アルス ほんとに
あたしたち 魔王なんかに
勝てるのかなあ……。
ガボ「ごめんよ アルス
オイラ ちょっと びびってるかも。
でも だいじょうぶだぞ!
メルビン「アルスどの
この戦い いっしゅんたりとも
気をぬいては ならぬでござるよ!
マリベル「アルス だいじょうぶ?
あんたが しっかりしてないと
勝てるものも 勝てないんだからね!
ガボ「こいつが いなければ
オイラは オイラは……!
ガボ「はあはあ……。
どうしたんだ アルス
オラは ぜんぜん 平気だぞ!
メルビン「魔王は 強敵でござるが
わしらの チカラをたばねれば
かならず 勝てるでござるよ!
メルビン「邪悪なる 魔王よ!
わが命 つきようとも おまえを
ぜったいに たおすでござる!
マリベル「くうーっ さすが
魔王ってだけあって しぶといわね。
はやく やられちゃいなさい!
マリベル「ちょっと アルス!
いいかげん ビシっと決めてよねっ。
相手は 魔王なのよ!
アイラ「ごめん アルス
今は あなたと 話してる
場合じゃ ないの!
アイラ「アルス がんばって!
ここで あきらめるわけには
いかないのよ!
二度目以降に挑む場合
メルビン「わしら 人間に
不屈の闘志が あるかぎり
何度でも 立ちあがるでござるよ!
メルビン「今度こそ 魔王を
たおさなければ この世界は…。
メルビン「アルスどのっ
もう これ以上は なんとしても
負けられないで ござるよ!
マリベル「アルス 今度は
しくじらないでよ!
あたし もう イヤだからねっ!
マリベル「ふ ふん なによ。
このマリベルさまは おなじ敵に
2度も3度も 負けないから!
ガボ「どんな 強いヤツだって
きっと 弱いとこは あるぞ。
そこを 見つけろ アルス!
ガボ「だいじょぶだ アルス。
今度は ぜったい 勝てるぞ!
ガボ「アルス オイラ もう
負けるの やだぞ!
ぜったい 勝とうな!
アイラ「今度こそ……今度こそ
魔王を たおすわっ。
アイラ「何回 たおれたって
わたしは あきらめないわ。
アルス 行くわよ!
アイラ「アルス うまく
作戦を立てれば きっと
わたしたちは 勝てるわ!
デミーラ「オホホホ。
それで わたしを たおしたつもり?
おバカさんにも ほどがあるわね。
デミーラ「わたしの美しさは 不滅なのよ。
さあ ぼうやたち いらっしゃい。
美とは何かを 教えてあげるわよ。
オルゴ・デミーラ第二形態戦
マリベル「この人のどこが美しいの?
バッカじゃないのっ!
マリベル「それに あたしは
ぼうやじゃないっていうのっ。
アイラ「気をつけて アルス。
ああ見えても すごい殺気だわ…。
メルビン「ふーむ いいニオイでござる。
アルスどの これは もしかして
香水のニオイで ござるか?
メルビン「魔王のやつめ。あのような
美しき者に化けるとは……。
ふとどきせんばん でござるぞ!
ガボ「オイラ なんか気持ち悪いぞ。
アルス はやく
たおしてしまおうぜっ。
デミーラ「ぐははははっ!
おうじょうぎわの悪い やつらめ!
デミーラ「だが そろそろ終りにしよう。
しょせん 神が作りし デク人形。
このオレさまの 敵では ないわ!
オルゴ・デミーラ第三形態戦
マリベル「ふ〜ん。ついに 正体を
あらわしたってとこね。
アイラ「ついに本気をだしてきたわ。
さあ やるわよ アルス。
メルビン「むむむ。わが神の おこないを
バカにするとは……。
許せんでござるよ。
ガボ「オイラ さっきのやつより
こっちのほうが 気持ち悪くないぞ。
デミーラ「グゲゴゴゴゴゴ……。
身体が… 身体が… くずれてゆく…。
おのれ… よくも やってくれたな。
デミーラ「許さぬ… 許さぬぞ……。
オルゴ・デミーラ最終形態戦
マリベル「うわ〜 気持ちわるい…。
もう ぐちょぐちょって感じね。
アイラ「アルス。
ここで 油断しては だめよ。
アイラ「きっと 死にものぐるいで
やってくるはず……。
1ばんの 強敵かも知れないわ。
メルビン「わははは!
わしらの実力を思い知ったか!
メルビン「アルスどの。
あやつめは もう死にかけでござるよ。
ガボ「あいつ ボロボロだぞ。
もうちょっとだな アルス。
ウググググ……。
わ われは… 万物の王にして……
天地の す すべてを たばねる者……
その われが 何故に こ このような
デクにんぎょうどもに……。
わ われの 身体が くずれてゆく……。
な なぜだ! も もしや 神が そなたらに…
うぐっ!!
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