前(チビィ生存) | トップ | 次(マーディラス) |
*「めんどくさい あいさつは抜きじゃ。
おぬしら 旅の戦士とみた!
どうじゃ?
はい | いいえ | ||
---|---|---|---|
はい |
*「おお! すると これまでに |
いいえ |
*「だったら用は ないのう。 |
はい | いいえ | ||
---|---|---|---|
はい |
*「やはり そうか! *「おい助手 例のものを 助手「あ はいっ! アルスは *「それは まもののエサといってな *「なんと! 持っているだけでも *「もっとも モンスターが *「ともかく わしが長年の研究の末 *「これを おぬしたちに あげるから *「なに? タダでいいのかじゃと? *「ああ もちろんじゃ! *「それほどまで言うなら ちーとばかし *「わしの夢は ここに *「もし 戦い終わったあと *「おねがいじゃ。 |
いいえ |
*「だったら用は ないのう。 |
ガボ「オイラも ここに入れられるのか?
そんなのは イヤだぞ。
マリベル「ようするに モンスターの
動物園を作りたいってわけよね。
*「なんでも 先生のご先祖さまは
モンスターと心を通じ合わせたとか。
そして そのために町は……。
*「その話が本当か ウソかは
知りませんが そう知ってから
先生の研究が はじまったのです。
エテポンゲ「あら いらっしゃい。
うち 勝手なことした バツに
今 見張り番 やらされてんの。
エテポンゲ「でも この仕事って
ホント たいくつで
やんなっちゃうわん。
エテポンゲ「うちは 料理当番のほうが
楽しくて すきだったのんね。
ガボ「エテポンゲって やっぱ
おもしろい しゃべり方すんなあ。
マリベル「エテポンゲのヤツ ちっとも
こりてないみたいね。
マリベル「まったく ここの
山賊どもには どれだけ
メイワクかけられたことか。
マリベル「だいたい このどうくつは
くっさいのよ!
ハナが まがりそうになんのよ!
メルビン「ここの 山賊たちには
妙に にくめないところが
あるでござるなあ。
ガボ「山賊のおっちゃんたち
どうやら 元気そうだな。
*「エテポンゲのヤロウ ひとを
だましやがって!
油断も スキも ありゃしねえ。
*「だいたい オレは 最初から
あのぼうしが クセえと
にらんでたんだ。
*「ぐー ぐー。
*「エテポンゲが かしこくなったのは
魔法のぼうしを 盗み出して
かぶっていたからだってな。
*「やっぱり あの変わりようは
おかしいと 思ってたんだ。
これで 納得がいったよ。
*「最初は いやだったんだが
なれてみると 料理するってのも
悪いもんじゃないな。
*「オレ 山賊をやめたら
コックにでも なろうかな。
あんがい 向いてんじゃねえか?
*「正直 オレは エテポンゲが
料理当番を はずれてくれて
ホッとしてるよ。
*「なにしろ アイツの作る
メシときたら ちょっと 言葉には
できない 味がするんだもんな。
*「オレは思うんだが エテポンゲって
ああ見えて じつは あんがい
アタマいいんじゃねえか?
*「だって ぼうしのチカラに
たよってたとはいえ 一度は
かしこさ世界一に なったんだろ。
*「もとのアタマが 悪かったら
そうはならねえハズだもんな。
マリベル「ま…まさか
あのエテポンゲがぁ?
マリベル「で…でも たしかに
そう考えないと おかしいわね。
うう……信じたくない。
メルビン「人は 見かけによらぬものと
言うが あのエテポンゲどのがで
ござるか……。
メルビン「にわかには 信じがたい
話でござるな。
*「ああ おまえたちか。
この間は エテポンゲのヤツが
めんどうかけちまったな。
*「しかし ここだけの話
ぼうしを かぶってる あいつは
ホントに 有能だったよ。
*「うちににゃあ ロクな手下が
いねえからなあ……。
*「正直 ぼうしを 返させて
惜しいことしたなあとは
思ってるんだ。
前(チビィ生存) | トップ | 次(マーディラス) |